住宅購入に必要な資金の内訳とは?
住宅購入にかかる費用を詳しく解説
住宅を購入する際には、建物本体の費用だけでなく、さまざまな費用が発生します。
今回は、住宅購入に必要な資金の内訳について詳しくお話します。
1. 本体工事の費用
本体工事費とは、建物そのものを建築するためにかかる費用のことです。
具体的には、基礎工事や構造躯体工事、木工事、内装工事などが含まれます。
これが住宅建築費用の大部分を占めることになります。
2. 付帯工事の費用
付帯工事費は、土地の状態や周辺環境によって変動する費用です。
現場管理費や確認申請料、屋外給排水工事、仮設工事、設計料などが含まれ、一般的に一棟あたり約250万円程度が必要となります。
しかし、土地の状態によってはさらに費用がかかる場合もあります。例えば、
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給排水の引き込みがされていない宅地では、引き込み工事が必要。
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浄化槽の設置が必要な場合、その費用も発生。
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軟弱地盤では地盤改良や補強工事が必要。
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隣地や道路との高低差がある場合、擁壁設置や造成工事が必要。
これらの費用は予想外に高額になることもあるため、事前に担当者としっかり打ち合わせを行いましょう。
3. 外構工事の費用
外構工事とは、駐車場やフェンス、庭などの工事のことを指します。
どの程度の外構工事を行うかによって費用は変動しますが、一般的に100~150万円程度の予算が必要です。
4. 土地の購入費用
土地を購入する場合、その費用も必要になります。
土地の価格は立地や広さによって異なりますが、購入を検討する際には他の費用も考慮しながら予算を組みましょう。
5. 諸費用(登記費用や火災保険料など)
住宅購入には、本体工事や土地の費用だけでなく、諸費用も発生します。
これには以下のようなものが含まれます。
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登記費用
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ローン諸費用
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火災保険料
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仲介手数料
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事務手数料
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固定資産税
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印紙代
さらに、エアコンやカーテン、照明器具、引っ越し費用などが本体工事に含まれているかどうかも確認が必要です。
諸費用の総額は住宅ローンの組み方によって多少前後しますが、一般的に100~150万円程度かかると考えておくとよいでしょう。
【まとめ】
本体工事費と付帯工事費を合計したものが、建物の「コミコミ価格」となります。
住宅購入にはさまざまな費用が発生するため、事前にしっかりと資金計画を立てることが大切です。
特に土地の状態によっては、想定外の費用が発生する可能性があるため、事前に細かく確認しておきましょう。
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