火災保険って、火事だけの保険じゃないんです
「火災保険」と聞くと、「火事のときのための保険」と思っていませんか？
実はそれ、半分正解で半分間違いなんです。
火災保険は、火事はもちろんのこと、それ以外にもさまざまな「もしも」の災害や事故に備えることができる心強い保険なんです。
今回は、火災保険の中身について、わかりやすく解説します。
どんなことが補償されるの？
火災保険で補償される代表的なケースを見てみましょう。
1. 火災・落雷・爆発
これは火災保険の基本ですね。
火事による損害はもちろん、雷で家電が壊れたり、ガス爆発による損傷なども含まれます。
2. 風災・雪災・雹（ひょう）災
台風で屋根が飛ばされた、強風で窓ガラスが割れた、雪の重みでカーポートが壊れた…
これらも補償対象になることが多いです。
3. 水漏れ・水濡れ
意外と多いのがこのケース。
たとえば、上の階からの水漏れで天井がシミになってしまった、洗濯機のホースが外れて床がびしょびしょ…そんなときにも火災保険が役立つことがあります。
4. 盗難・いたずら
空き巣被害で窓が壊された、壁に落書きされた…
物件に損害が出た場合、補償されるケースもあります。
5. 破損・汚損（オプション）
ついうっかり家具を倒して壁に穴があいた、お子さんが室内で遊んでいて窓ガラスを割ってしまったなど。
「不測かつ突発的な事故」に備えるオプションが用意されている保険もあります。
契約内容によって違いがあります
火災保険は契約のプランによって補償範囲が異なります。
必要な補償がきちんとついているか、今一度確認してみましょう。
・家財も補償対象になっているか？
・地震保険はセットでつけているか？
・水災や破損も補償対象か？
「我が家にとって必要な補償ってなんだろう？」
そう考えることが、もしものときに「入っていてよかった」と思える保険選びにつながります。
まとめ：火災保険の“意外な顔”を知っておこう
火災保険は「火事のためだけのもの」ではありません。
自然災害や水漏れ、ちょっとした事故にも備えられる、暮らしの安心を守る保険なんです。
今一度、ご自宅の火災保険の内容を見直してみませんか？
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