夢のスローライフ!の注意点:土地選び その2
都会の喧騒を抜け出して、退職後は田舎でのんびりスローライフ
こんな風に思われている人、増えているみたいです。
ただ、注意いただきたい落とし穴も・・・
そこで、今日はシリーズその2
田舎の土地なら庭を畑にできて当たり前!
ではありません!
不動産屋さんのカウンターで
「いいですねぇ、これだけ広ければ庭で畑も楽々ですよ」
なんてセールストークに惑わされませんように!
庭があれば畑ができる、というのはちょっと安易な発想です。
プランターで家庭菜園、であれば田舎じゃなくても可能ですが
そうじゃなくて、がっつりじっくり畑で作物を育てたい!
のであれば、そこはちゃんと確認しないといけません。
思っている以上に、畑を作るというのは大変です。
庭が土だからどこでも作物が育つ、わけではないのです。
また田舎暮らしは一人一台車がないと不便な立地が多いです。
コンビニですら、車じゃないといけないのが現状です。
なので、思っている以上に駐車スペースは重要です。
家を配置し、駐車スペースを確保したとき
畑に適したスペースはどれくらい確保できるのか。
そのスペースの水はけ、土の状態、日当たりなども重要です。
また土や肥料を運んだりするのに、運びやすい位置に作れるのか、
水を撒くためだけでなく、収穫した作物の土を流す水栓やスペースも必要です。
農機具もあれこれ必要となるため、それらを収納するスペースも必要です。
これくらいの土地があれば、庭で畑ができる
とは思い込まず、やはり現地に行って日当たりなども含め
思っているような畑を本当に作れるのかどうか、
ちゃんと確認された方がいいですよ!