注文住宅を建てる前に知っておきたいお金の話
「家を建てたい」と思ったとき、まず気になるのが“お金”のこと。
一体どれくらいの予算が必要なのか、何にどのくらいかかるのか、そしてどうやって資金を準備していくのか。
注文住宅を考えはじめたタイミングで、基本的なお金の流れを知っておくことはとても大切です。
1. 家を建てるのにかかる費用の全体像
まず、注文住宅にかかる費用は大きく分けて以下の3つに分類されます。
・本体工事費(建物そのものを建てる費用)
・付帯工事費(外構工事や地盤改良、インフラ整備など)
・諸費用(設計料、登記費用、ローン手数料など)
例えば、「〇〇万円で建てられます」と広告などで見かける金額は、本体工事費のみを指していることが多いです。
しかし、実際には付帯工事費や諸費用もかかってくるため、最終的な総費用が見積もりより高くなることも少なくありません。
したがって、最初の段階で費用の全体像を理解しておくことが重要です。
2. 頭金と住宅ローンのバランス
次に、多くの方が利用する住宅ローンについてです。
注文住宅を建てる際は、自己資金だけでは足りない場合が多く、住宅ローンを活用するのが一般的です。
頭金をどれくらい準備するかによって、借入額や返済プランが大きく変わってきます。
目安としては、物件価格の1〜2割を頭金として用意できると安心ですが、最近は頭金ゼロでもローンを組めるケースが増えています。
とはいえ、頭金が少ない場合は借入額が増えるため、毎月の返済が負担になったり、総返済額が多くなることもあります。
そのため、将来のライフプランも踏まえた無理のない計画が必要です。
3. 見落としがちな「諸費用」に注意
また、建築費とは別にかかる「諸費用」も忘れてはいけません。
これは、建物を建てる工程以外で発生するお金のことで、意外と金額が大きくなることがあります。
たとえば、以下のような費用が含まれます。
・設計料、申請費用
・登記に関する費用
・住宅ローンの手数料や保証料
・火災保険、地震保険
・引っ越し費用、新居用の家具・家電購入費 など
これらの費用はトータルで100万円〜200万円ほどになることもあり、準備していないと後から予算オーバーになることも。
したがって、これらの諸費用も含めたトータルの資金計画を立てておくことが大切です。
4. 住んでからのお金も考えておく
さらに、家は建てて終わりではなく、その後の暮らしにもお金がかかります。
代表的なものとしては、固定資産税や光熱費、定期的なメンテナンス費用などがあります。
特に、10年、20年と長く住み続ける中で、外壁や屋根の修繕が必要になったり、設備の交換が発生したりすることも。
そのため、住んでからも安心して暮らせるように、将来のための費用を少しずつ積み立てておくと安心です。
5. 自分たちに合った資金計画を
注文住宅は、一人ひとりの暮らしに合わせてつくるものです。
そのため、お金の使い方や優先順位も、ご家族によってさまざまです。
とはいえ、初めての家づくりでは「何から考えればいいのか分からない」という方も多くいらっしゃいます。
そんなときは、どうぞお気軽に当社へご相談ください。
さらに、当社では家が完成した後の暮らしまで見据えたご提案を大切にしています。
今の暮らしに合った無理のない計画はもちろん、将来の変化にも対応できるよう一緒に考えてまいります。

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