お問い合わせ増えています
最近当社へのお問い合わせは、圧倒的に平屋が増えています。
ご事情は様々ですが、以前お問い合わせで
「今の家を残したままでは子供に負担がかかるから」
というものがありました。
私の父も、両親が亡くなられた後、築200年近いといわれた母屋を解体し、平屋にしました。
本当は残したかったのですが、シロアリ被害が凄くて、床が抜けているところもあり
このまま残すのは危険ということで、解体することになりました。
※写真はイメージです。父の生家ではありません。が、とても似てます。
普通は、だいたいこんな感じで、相続した人がお金をかけて管理することになると思うのですが
そのお客さまは、この家をこのままにしては子供たちの負担が多すぎると考え、
また現金資産を減らすことも目的として、解体、平屋建築したいとご相談いただきました。
相続税の控除額が下がってきていて、現預金があまりなくても
不動産資産だけで課税対象となり、現金が必要になる場合もあります。
その方は土地や山林もいくつかお持ちだったため、
それも合わせて整理していくとおっしゃっていました。
建て替えることで生前贈与、や、生前整理、としてうまく活用されつつ、
残りの人生を快適に生活する、というのはいい考えだと思います。
築年数が長い家だと、やはりあちこち不便なところが多いと思うからです。
父の生家も、お風呂もトイレも別棟。台所は土間でした。
さすがにここまでの家はこの辺りにはまずないかな?と思いますが
残りの人生もまだまだ長いんですから、
残される方々のためにも、思い切って建て替えるのもアリだと思いますよ。